ルネサス FDTを使ったブート書込み

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FDTについて

FDTはルネサスCPU対応のブート書込みツールで、サポート無しを条件にフル機能のソフトがルネサスのサイトから無償でダウンロードできます。
ルネサス フラッシュ開発ツールキット」のキーワードで検索し評価版ソフトウェアダウンロードのリンクから入手することができます。

H8S2212Uへの書込み例

  1. FDTをインストールする

    ルネサスのサイトからFDTをダウンロードしてパソコンにインストールします
    FDTインストール時にブート書き込みに必要なUSBドライバもインストールされます。

  2. H8S2212-P52 CPUボードをブートモードでPCに接続する

    この写真のように全てのジャンパをショートしたCPUボードをPCにUSBケーブルで繋ぎます。
  3. FDTの初期設定
    プログラムメニューからFlash Development Tool Kit 4.0x を選びFDTを起動し、
     ようこそ画面で新規プロジェクトワークスペースの作成を選択してOKをクリックします。

    ワークスペース名を入力し、ディレクトリにはJDEのプロジェクトパスを指定してOKをクリックします。

    デバイスとカーネルの選択でH8S/2212UFを選択し、次へをクリックします。



    通信ポートはUSB Directを選択します、USB Directが表示されないときはCPUボードが正しく接続されていないか
    ブートモードになっていない可能性があります、確認して接続し直してください。



    デバイス設定はデフォルトのままで次へをクリックします



    接続タイプもデフォルトのままでOKです、次へをクリックします



    書き込みオプションもデフォルトでOKです、完了をクリックします。



    以上でFDTの初期設定は終了です、次回起動時は「最近使用したプロジェクトワークスペースを開く」を選択します

  4. モニタファイルを書き込む
    メニューのデータファイルを開くをクリックします

    書き込み対象のファイルを指定して開くをクリックします
     

    書き込みデータの用意が出来ました、次にメニューからデバイスとの接続をクリックします



     USBデバイスを選択しOKをクリックします、ブートモードのCPUボードが接続されていない場合はUSBデバイスが表示されません
    ブートモードのCPUボードが接続されているのにUSBデバイスが表示されないときはUSBデバイスのインストールを参照してください



    接続が成功しましたと表示されたら対象ファイルのダウンロードをクリックしてブート書き込みをおこないます
    接続に失敗した場合はボードの接続をやり直して再度デバイスとの接続を行ってください



    書き込みが完了しましたと表示されたら書き込み終了です


自動書込み用コンフィギュレーションファイルの作成

 コンフィギュレーションファイルとスクリプトファイルを用意するとJDEから直接FDTを呼び出すことが出来るようになります

  1.  書き込み用スクリプトファイルの作成

    テキストファイルエディタで下記内容を記述したconfig.fsf という名前のファイルを作成します

    #--------------次の行から-------------------------------------------------------------
    #作成したワークスペースを絶対パスで指定します
    Workspace c:\jsd\jde\work\h8s2212-p52\gnuh8v0802\mon_H8S2212-P52_V20\h8s2212uf\h8s2212uf.aws
    # デバイスと非接続する(前の状態によっては非接続になっていないことも考えられるので)
    disconnect
    # デバイスと接続する
    #connect USB|0x000D|5&223ad1d3&0&1
    connect USB|0x000D|2
    # フラッシュROMにSレコードデータを書き込む
    # ターゲットファイルを絶対パスで指定します
    download c:\jsd\jde\work\h8s2212-p52\gnuh8v0802\mon_H8S2212-P52_V20\mon_H8S2212-P52_V20.mot|user|verify
    # デバイスと非接続する(前の状態によっては非接続になっていないことも考えられるので)
    disconnect
    Exit
    #--------------上の行まで-----------------------------------------------------------------
  1.  コンフィギュレーションファイルの作成

    スクリプト>コンフィギュレーションファイルの作成メニューをクリックします



    スクリプトコンフィギュレーションウィンドウが表示されます、スクリプトファイルを絶対パスで指定して保存をクリックします



    保存先をJDEのプロジェクトパスに指定してconfig.w4fという名前で保存します



    以上でスクリプトファイルの用意が出来ました、FDTを終了してからconfig.w4fをダブルクリックし
    FDTが自動的に立ち上がりブート書き込みが出来ることを確認しておいてください。 

JDEからFDTを呼び出す

 FDTを使って書き込みをおこなうプロジェクトで外部ツールを選択して %PROJECTPATH%config.w4f と設定します


 ※コマンドラインと外部ツールの欄では次のマクロを使用可です

%PROJECTPATH% は最後に\がついたプロジェクトパスに置き換えられます
  %TARGET% は拡張子無しのターゲット名に置き換えられます

この設定でROM化ボタンをクリックすると、ターゲットファイルを構築した後にFDTを呼び出してブート書き込みを実行します